ライターとして活動してきたこれまでに、何度もかけられてきたこのコトバ。
「ライターならブログを書けばいいのに」
乗り気になれずにいた筆者ですが、ある出会いをきっかけにブログについて猛リサーチ。
さまざまなメリットがあることに気付き、2021年9月、開設に踏み切りました。
この記事では、ライター歴15年の筆者が調べ、実際に開設してみてわかった「フリーランスのライターがブログを始めるメリット」についてまとめます。
筆者が乗り気になれずにいた理由、ブログ副業へのイメージが変わった事実などからまとめていきます。
「早くメリットを知りたい!」という方は、目次から読みたい項目へ進んでください。
ライターの筆者がブログに乗り気になれなかった理由
ブログを書く時間があるのなら、ライター案件を探す時間も含めて「仕事をした方が断然いい」と思っていました。
背景には
ライター=仕事(報酬あり)
ブログ =趣味(報酬なし)
こうした認識があったからだと思います。
ライターとして長く活動しているからこそ、伝えたいことや想いをわかりやすく文章にまとめることの大変さは重々承知しています。
「これを趣味にするのは相当ハードだ」というのが率直な気持ちでした。
ライターとしての取材が、ブログに興味を持つきっかけに
そんな筆者のもとに、ブログ副業を成功させ、ブログをきっかけに起業した方へのインタビュー取材が入りました。
ブログが収入源になり、起業につながっている人がいることに驚いた私。
加えて印象的だったのが、この言葉でした。
「安定して収入を得るためには、複数の収入の柱を持つことが大切」
“ブログ収益に頼るのではなく、ブログ開設を通して学んだ知識や経験を生かして別の収入源を作るべき”という文脈での発言でしたが、この意識、ライターはもとより「フリーランスにとって大切な視点」だと気付かされたのです。
とはいえ「ブログで収入を得る=ブログに広告を貼る」と聞くと、「うさんくさいな…」というのが筆者の第一印象。
しかし、そのシステムを知ったとき、「一概にそうとはいえない」ことがわかったのです。
ブログは自分のお気に入りの商品やサービスを紹介できる!
「ブログに広告を貼る」と聞くと、単なるセールス目的で中身のない印象を受ける人は少なくないと思います。
しかし、実際にブログに貼れる広告を探していくと、自分が気に入って利用しているサービスのほか、楽天やAmazonで購入した商品なども紹介できることがわかりました。こうなってくると、
「ブログは自分がオーナーになる
“ セレクトショップ ” 」
と、印象自体がガラリと変わりました。
自分が実際に「いい!」と感じた商品やサービスの広告を選んでブログに貼るのは、友だちや家族に「これ良かったよ~」とおすすめするのとニュアンス的には同じように感じたのです。
ちなみに筆者は、下記アフィリエイトでおすすめの商品やサービスを見つけることができました。
今はブログを持っていなくても、どんな商品やサービスがあるのか、会員登録(無料)をすることで見られるようになります。
気になった方は一度、チェックしてみてはいかがでしょうか。
以上の経緯から「ブログ開設、悪くないかも」と意識が変わってきた筆者。
そして思い起こされる「ライターならブログを書けばいいのに」という一言…。
ライターがブログを始めるメリットについて、本気で考えるようになりました。
フリーランスのライターがブログを始めるメリットは4つ
メリット① ブログ収入があれば、フリーランスのリスクヘッジになる
フリーランスライターのデメリットでも触れていますが、フリーランスは仕事が途切れる可能性があったり、収入が不安定だったりが予測されます。ほかの収入源を持っているに越したことはありません。
収入の柱が複数あるほど、安定してフリーランスという働き方を続けていけるでしょう。
さらにブログで発生するのは「広告収入」。
自分が書いた記事がたくさんの読者に読まれたり、商品やサービスの購入などにつながることで報酬が発生するため、うまくできれば収入を自動化することができます。
フリーランスのライターとして働く方にとって、魅力的なリスクヘッジになるはずです。
メリット② ライターだからこそ、ブログを続けやすい
筆者が調べたところ、ブログで実際に収入を得ようと思うと、例外はありつつも「半年~1年」は継続することが大切との声が多く見られました。また開設から3か月足らずで辞めてしまう人が多いとの声も。
ライターという職業に興味を持つ人であれば、「書く」こと自体は「苦」ではないはず。
ある程度ライター経験を積んでいる人であれば、書くことに慣れているため、ほかの人と比べて「ブログ=文章を書く作業」を続けやすいと思います。
「ライターになりたいと思っているけど、自分に“書くこと”って向いているかな」と悩んでいるライター未経験者は、進む道を見極めるために「ブログを始めてみる」というのは一案だと思います。
メリット③ ブログで自分の思いを発信できる。ポートフォリオへの活用も
ライターとして書く仕事とブログが決定的に異なるのが、ブログは自分の思いや体験に基づいて文章を書けるという点。
自分がいいと感じた商品やサービスを紹介するのはもちろん、自分の体験をエッセイ的につづったり、自分が伝えたい思いを記事に込めて発信したりできます。
筆者の場合、ブログ開設を検討することが、「自分が伝えたいことってあるかな」と考えるきっかけになりました。結果として今後の人生の目標のようなものも見つかり、いい機会だったと感じています。
伝えたい思いや叶えたい目標がある人にとって、ブログという“自分メディア”は便利なツールになるでしょう。
またWebライターを目指している人、Webライター初心者なら、ブログを作り込み、案件応募時などにクライアントに提示するポートフォリオ(作品集)として活用することも可能です。
メリット④ 自分のブログが、誰かの役に立つかもしれない
自分の書いた記事が載った雑誌を書店で見かけたり、Webページがアップされているのを見かけたり。
これらはライターの多くが「この仕事をしていてよかった」と感じる瞬間のひとつだと思います。
筆者の実感として、この感覚はブログも同じでした。
自分が心を込めて書いた記事にアクセスがあると、「読んでもらえてうれしい」「書いてよかった」と感じられます。
「読んでくれる人たちの役に立てる記事を書きたい」と、ブログを続けるモチベーションアップにもつながっています。
まとめ
この記事では、フリーランスのライターがブログを始めるメリットについて考察しました。
フリーランスとして、またライターとして活動していくなら、いろいろなメリットが考えられるブログ。あなたもその第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
なおブログ開設にはAmebaブログやはてなブログなどの「無料ブログ」と「Wordpressブログ」のいずれかが候補になりますが、収益化を目指すなら一般的に「Wordpressブログ」が推奨されています。
WordPressブログの始め方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
ブログ初心者の私でも早期の収益化ができた方法です。再現性も高いのでぜひ参考にしてください。
最後に、ブログ開設のきっかけをくれたインタビュー取材でもう一つ、印象に残った起業家さんの一言を紹介して締めくくろうと思います。
「手軽に収益化できそう」という軽い気持ちでブログを始める人は多いですが、実際は簡単ではありません。
副業であっても“自分のビジネス”として真剣に取り組むことが大切です
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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