ライターとして仕事をしてみたいけれど…どうやってなるの?
この記事では、未経験者がライターを目指すときにおすすめな5つの方法をご紹介した後、学生、会社員、主婦、ワーママなど、それぞれの立場にある方々にぴったりのルートをお伝えします。
ライターは一見、専門職のような位置づけですが、なるために資格などは不要。
筆者もライターになったとき、必要とした資格はありませんでした。
誰にでも門戸は開かれているのがライターという職業。
そして、ライターになるための「ルート」は複数あります。
この記事が、「何を手がかりにライターへの一歩を踏み出せばいいのかわからない」と悩んでいる方々の参考になればうれしいです。
ライターにはどうやってなる?経験者がすすめる5つの方法
筆者が提案する方法は5つ。順にご紹介していきます。
方法① 出版業界に就職・転職する
筆者がライターになるきっかけとなった方法です。
「書く」ことを仕事にしたいなら、出版社や編集プロダクション(※)など、出版業界に就職して経験を積むのが一番。ライティング以外にも、編集、取材、外部ライターのディレクション、誌面やウェブのデザインチェック、校正など…。業務内容は多岐に渡りますが、その分ライターとして独立した時、「出版業界のことを知っている人」として、発注者側から信頼されたり重宝されたり、結果として案件受注につながることが多い印象です。
※編集プロダクション:出版物の編集・取材・制作などを代行する会社のこと。通称「編プロ」。
ただ出版社への就職となると、一般的には狭き門。確かに大手はそうかもしれませんが、編集プロダクション、エリア情報誌を発行している地元出版社、出版制作物を扱う広告代理店など、ライティング、ひいては出版について働きながら学べる会社はたくさんあります。
筆者は大手出版社は不採用になりましたが、地元出版社の編集職として採用いただきました。さらにこれはレアかもしれませんが、営業職として入社した女性が数年後、制作部署に異動になったケース、事務職だった女性が退職後、編集・ライターとして独立したケースを間近に見てきました。
出版業界への就職・転職は、現場で経験を積めるのはもちろん、仕事の受注に大切な「つながり」の構築もしやすい方法。ライターになるには最もおすすめです。
方法② 出版業界のアルバイトに応募する
出版社への就職・転職ほどハードルは高くないのがこの方法。筆者は大学在学中にこのルートを活用した結果、地元出版社での就職に結びつきました。もちろん未経験で、です。
また第一子の育休復帰後すぐのころ、「主婦・ママさん歓迎」で募集していたパートライターに縁あって採用されたのですが、一緒に働いたママさんの中には、出版業界が初めてという方もいらっしゃいました。
いずれの募集も、見つけたのはアルバイト情報誌ではありません。前者は企業のホームページ、後者はその会社が発行しているフリーペーパーの紙面上でした。
筆者は新規クライアント開拓のため出版社や編集プロダクションのホームページをチェックすることが多いのですが、「採用情報」のところで「編集アルバイト」を募集しているケースを何度も見ています。
敷居は高すぎず、募集の頻度は割と高いため、ライターへの入門ルートとして実現可能性の高い方法です。
方法③ クラウドソーシングサイト経由でライター案件を受注する
企業や個人がインターネットを介して不特定多数の人々を対象に案件を発注。マッチングした人と仕事のやり取りを行う業務委託の一種。
インターネットの普及とコロナ禍により、市場が拡大している感のあるクラウドソーシング。事実、インターネットやTwitterの世界をのぞいてみると、未経験からWebライター案件に応募し受注、経験を積んでいるWebライターさんはたくさん!クラウドソーシングをきっかけにWebライターを始め、独立されている方もいらっしゃいます。
筆者も新型コロナにより取材・インタビュー案件が減少したことから、以下のクラウドソーシングサイトに登録しました。
おすすめクラウドソーシング
いずれも当業界では名を知られている企業で、筆者自身「面白そうだな」と感じる案件をたびたび見かけています。
登録は無料なので、興味を持たれた方は一度、どんな仕事があるのか実際にチェックしてみるとよいでしょう。
方法④ WordPressブログを開設してWebライター案件獲得を目指す
クラウドソーシングサービスは未経験でも挑戦できる利点がありますが、正真正銘の初心者では案件が獲得しにくかったり、低単価だったりと、思うような成果が得られない可能性もあります。
そこで誰もが気軽に始められる方法として、WordPressブログを活用する方法があります。
WordPressの使い方やSEOの知識などを学びながら記事を書いていけば、作業そのものが学びとなり、webライターに必要なスキルや知識が自然と身に付くでしょう。
結果としてたくさんの人がアクセスするブログを作ることができれば、ブログそのものがあなたのWebライティング力・Web集客力を証明するツールになります。
ブログで扱うテーマは、自分が好きなジャンルや詳しいジャンル、今後ライターとして書いていきたいジャンルなどを選ぶのがおすすめ。テーマに即したライター案件を受注しやすくなるはずです。
加えてASPと提携してアフィリエイトに取り組めば、ブログ自体が収入を生み出してくれる「資産」になる可能性も!
WordPressブログの開設は、
- WordPressの運用スキル習得
- Webライターのスキル(SEO・セールスライティング)習得
この二つが手に入り、さらにブログ自体がひとつの「収入の柱」になりえる“夢のある方法”といえます。
なお収益化できるWordPressブログの始め方はこちらの記事でまとめています。
よければ参考にしてください。
方法⑤ ライタースキルを磨けるスクールでまず学ぶ ※女性限定
「テックアカデミー」や「ヒューマン」など、Web系スキルを磨けるスクールはさまざま。
Webデザインやプログラミングを学ぶコースがほとんどの中、女性のためのキャリアスクール「Shelikes(シーライクス)」には「Webライティングコース」が用意されています。
「Webライティングコース」では、複数あるライターのジャンルやライターに必要なスキル、仕事の受注方法etc…。ライティングスキルはもちろん、仕事に繋げる方法まで実践的に学ぶことができます。
「Shelikes」でも「Webライティングコース」は人気とのこと!
実際の講義をお試しで受けられる「無料体験レッスン」が開催されているので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
ライフステージ別!未経験からライターになるおすすめの方法はこちら
ここまで紹介してきたライターになるための5つの方法について、筆者独自に「ライフステージ別おすすめ度」を評価!一覧にまとめてみました。
学生 | 会社員 | 専業主婦 | ワーママ | 専業ママ | |
出版業界に 就職・転職 | ◎ | ◎ | 〇 | ▲ | ▲ |
出版業界の アルバイト | ◎ | ▲ | ◎ | × | ◎ |
クラウド ソーシング | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
ブログを開設 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
「Shelikes」 で学ぶ ※女性限定 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
それぞれについて、以下でもう少し詳しく説明していきますね。
学生さんは…
ぜひ「出版業界に就職」に挑戦を!
新卒入社で出版業界に携わることができれば、数年後、編集やライターとして独立するかは「あなたのやる気次第」です!
会社員さんは…
まず検討したいのが「出版業界への転職」。
経験の有無や年齢など、応募条件をクリアできる企業が見つからない場合は、クラウドソーシングを利用して副業ライターや、女性なら「Shelikes」でスキル習得から始めてみるのが得策です。
「Shelikes」は無料の体験レッスンを受けると「副業のはじめ方BOOK」がもらえるよ♪
専業主婦さんは…
「ゆくゆくは子育てに専念したいから」、専業主婦を選択している人は多いと思います。
そのためおすすめは編集アルバイトやクラウドソーシング、ブログ開設や「Shelikes」でのスキル習得。
編集アルバイトなら子どもを授かるまで現場で経験を積むことができますし、クラウドソーシングなら出産後も好きなタイミングで仕事を再開できます。時間に比較的余裕があるはずなので、ブログ開設やスクールで学ぶことから始めるのもおすすめです。
ワーママさんは…
本業と子育てがあり、十分な時間を取れないのが悩ましいところ。
とはいえ行動しなければ何も変わりません。まずは可能な範囲で時間の捻出を!
「将来どんな働き方をしたいか・どんな生活がしたいか」考えながら、クラウドソーシングやブログなどで「書く」ことに取り組んでみてはいかがでしょうか。
専業ママさんは…
「子どものために働いていないけれど、本当は働きたい」のであれば、出版業界への就職・転職以外の方法すべてが候補に。
子どもを家庭保育しているのならブログやスクール(ShelikesはオンラインOKです)、幼稚園に通わせているのならクラウドソーシングを少々または短時間の編集アルバイトなど、ママが確保できる時間に応じておすすめが変わります。
まとめ:「ライターにはどうやってなる?」の最適解は、一人一人異なる
この記事ではライターになるための5つの方法と、筆者独自の「ライフステージ別のおすすめのライターのなり方」をご紹介しました。
ぜひ自分に合ったルートを見つけ、ライターへの道を切り開いていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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